2008年8月 7日 (木)

女神の心

あと一日頑張れば
何とかなったのかもしれないね
あと一日頑張れば
考えてくれたかもしれないね

あと十分泣いたら
抱きしめてくれたかもしれないね

あと一年待ったら
戻ってくるかもしれないね

けど

私達は
生けとし生きるもの。

彼が歩いてきた
あの場所の
あの眩しさの中に
永遠には居られない。

どこで見切るかも
見切らないかも自由

だからこそ
曇りが晴れないけれど

進みたい奴は歩き出す
もっと眩しいものを見たいと信じるなら
ここから進む。

何年石のように固く動けなくても
いつかは多分
動く日が来る。

生けとし生きるもの。

神にはなれない
神は恋をしない

それが私達の心。

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2008年7月 1日 (火)

I want you to return him

顔も知らない貴女

彼が好きになったんだから
多分綺麗な人?

私達が愛し合った毎日を
貴女が知らないように

あなた達が愛し合うこれからを
私は知らない
知れない

それがどれだけ
人を傷つけて
苦しめるか知っていて
二人の幸せは
成り立つ事実を

忘れたら殺しに行く

顔も知らない貴女
顔も知らない貴女よ

あなたなんかよりずっと私は彼を愛しました
ずっとずっと
彼と
彼を取り巻く全てを愛しました

誰も勝つことなんか出来ないと
こんなに
叫べるほどに。

何が本物の愛情かなんて
考えるスキもないほどに。

あなたなんかよりずっとね。
だから

こんな痛い女を、過去本気で愛してくれた
あの人を
一生本気で愛して下さい。

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2008年6月21日 (土)

野次馬

ヤラレたいの
野次られたいの


壁紙を剥がしたら
血まみれ
見ないように壊して
先に。


君たち
カメラの後ろでピースする
ピースの意味も知らない君たち


君たち
本当の事も知らないで
ただ首を突っ込みたい
暇な君たち。


まずその首から
guillotine。


野次りたいの
いつかヤラレるよ
解らないで
いやらしい遊びで
誰かを野次れば
楽しいかい?


噂は大きく、意味もなく
憶測は膨れて破裂する。


でもそれが好きな君たち
人間らしいのは
本当は君たちなのかもね

次に口を開く時は
陳腐な覚悟じゃ
ダメですよ?

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2008年6月 7日 (土)

36fever

急がない旅だから
そんなにアクセルは
踏まないで。


そうそう
もっと君と長く居たいから。
なんて
嘘だよ。バーカ(笑)


景色も
時間も
全部変わるけど
海には向かう
36fever

疲れたら
運転は変わろうか?
嘘だよ。
免許持ってないもん。
それでもいいなら
変わろうか(笑)

浴衣を着て
ぎゅうぎゅう詰めの車で走った夏が
目の奥をかすめる。
本当は
私よりずっと浴衣がよく似合ってた
可愛いあの娘が羨ましくて
何だか抱きしめたくて
自分が恥ずかしくて

海に着いてから
波に負けないデカい声で歌った。


観客は今日、君一人のライブ。
そのホイールより貴重だぜ。

いつしかそばにいてくれた人たちのおかげで好きになれた夏。
愛しい思い出がたくさん詰まってる夏が
またちゃんと来る。

36に乗ったら、海をみよう。
あとはそれから考えよう!!

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2008年6月 4日 (水)

消灯

夜行バスはギリギリ
私を待っていて乗せた。

秋の夜中
眠れなくて真っ黒の外を覗いた。

七時には面会時間が終わり
パジャマ姿の私は窓から手を振った
ガラガラと歩行器を押して
すぐにもう

消灯時間。

眠れなくて窓の外を見たら
たくさん車が走っていた。
私は
守られるかわりに、夜にいつも憧れていた。


君が眠そうだから
今夜は消灯。
寝息が聞こえる環境に
やっぱり守られる。

おやすみなさい。
良い夢をね。

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2008年5月 4日 (日)

下等の夢

許容の足りない所まで行き尽くして
生きていくためにと
けして堂々となんかできない世界に生きた


あの暖かさは遠ざかり
自分を痛めつけないと
歩けもしないまま
バカみたいに
ひとりを見つけて
ひとりで泣いた

あなたの事が
とても
羨ましかったんだ。


だから
暖かい場所にもう一回
帰りたいと思ったんだ。


探して探して
見つからなくても
そんな場所をまたいつか見つけたい。


見つけたい。
ここからきっと。

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2008年4月14日 (月)

バリン

私の愛情を注ぐポットと
誰かからの愛情を頂くカップが
綺麗に割れた


バリンと
音が聞こえた
綺麗な音にウットリしていたら


この身は嘘の血が流れるようになった


バリン
バリン

悪いのは私なんです
努力をやっかむは、私なんです

真実の悲しい音に酔ってる間に
バカは見捨てて進んでよ。

あなたがいれば何でも出来ると思ってた頃
あなたがいなければ何も出来ないと思ってた頃

サヨウナラ。

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2008年4月 9日 (水)

優しいのと
暖かいのと
愛しさに囲まれた日々は


永遠と言って
多分許されるでしょう。


優しいのと
暖かいのと
愛しかった毎日。


春にきて春に帰って

でも
またね。

またね。

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2008年4月 5日 (土)

それを何と呼ぼうか

枕元で廻る
車輪の音がうるさくて
眠れないの


あたしと無理矢理
足踏みを揃えたがったあなたは
最後あたしの脚を
へし折ってまでそうした


そうされて
安息は奪われて
いや
自分で無くして


これでいいのと笑うのは
只の自虐
誰かに気づいてほしい

甘えは吐き気がするほど嫌いなのに
そこから離れられないでいる。


いつもそばにいるよと
新しい嘘をくれた人へ


あなたはどうダメになってしまったあたしを見たら満足して離れていきますか。

首刈鬼でさえ
おんなこどもの首は
何の価値もないと
刈らずにおいた歴史を踏んで


あなたは嘘を嘘とも気づかないまま
私の首を掴むんだろう。

カウントダウンがもう始まっているよ。
馬鹿げて命を賭ける
「あのゴッコ」が。

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2008年3月30日 (日)

マネキン遊び

みんな顔があるなら
みんな顔がないのと
同じでしょう

遠い日に彼女は言ったが
君には心や表情が見えないのかなんて
とてもじゃないけど言えなかった。

冷たい銀色のロッカーから溢れ出る
マネキンのベイビー


泣く口もないのに
どこから叫ぶの

部屋中埋め尽くす
眠る僕を起こすマネキン
どこから笑うの

歩いて孵って悲鳴はプラスチックの中に


君はマネキン遊びが好きなまま
動かない顔のまま

銀の世界に戻る


僕は
どこから
笑うの

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